Adobe Illustrator 総合

Adobe Illustratorの話をしましょう!

最新バージョンの新機能・改善点・バグの話題から、「イラレ落ちた」の叫びまで、だいたい何でもOKです。

Adobeフォーラムで解決した方が良い質問については、ILLUSTRATORコミュニティフォーラム (JAPAN)でお願いします。それ以外の質問はこちらでどうぞ。

Illustrator CC March 2018(22.1)

さて、本日、Illustrator CC March 2018(22.1)がリリースされました。

Creative Cloud desktop app(通称CCDA)からアップデートできるようになっていると思います。

今回注目すべきは、解決済みの問題(バグ修正)

さて、新機能も魅力的ですが、まずは解決済みの問題をぜひチェックしてみてください。

Adobe Illustrator Feedbackという、機能要望・バグ報告のサイトがあるのですが、こちらで報告されている問題のうち、Vote(投票)数の多い不具合について、その多くが修正されてきております。

IllustratorのQualityEngineering ManagerのAshutosh Chaturvediさんにより「修正したよ!」というお知らせや「修正版がここからダウンロードできるよ!」という案内もされており、これまでAdobe製品ではあまり実感できなかった(失礼)、ユーザーの声を製品品質に反映しようという取り組み姿勢を強く感じるものです。やるじゃん!

Feedbackサイトを広めよう!

残念ながら、このFeedbackサイトの存在はあまり知られておらず、内容的に重要であるにもかかわらずVote(投票)数が少ないために放置されている問題もあるようです。ぜひこちらに参加して、日本のユーザーの声を届けましょう! 開発がインドなんで、日本の状況、ぜんぜん伝わってません!

……ということを、お知り合いなどに声掛けしていただきたいなぁと思っております。

v22.1リリースおめでとう!:tada:

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あ、別にここ、ニュースとかブログじゃないので、適当に色々書いていいですからね!

CC2017以降、スクリプトからNoUIでの非表示ドキュメントでの操作が可能になったんですけど、こいつが舌ったらずで実装が中途半端です。
でも、速度的には大幅に実行時間の短縮を望めるということでフィードバック上げて尻を叩きつつ今後に期待しようと思います(^-^)/

NoUI、すごい可能性を秘めてますよね。

ウチで動かしてるあのスクリプトも、表示のための処理が足を引っぱらなかったら凄く早くなるだろうなぁ……。余裕ができたらちょっといじってみよう……。

バグ絡みなんでレポートしておきました。
ご覧下さい。

addDocumentNoUI methods argument not selectable. – Adobe Illustrator Feedback

うん、バグですね、これ……。
NoUIを使う人の絶対数が少ないので、発見されないものがどれだけの数になるか……。
まぁ地道に生きましょうw

ちょっとした疑問なんですけど、(Illustratorに限らず)スクリプトのフォルダのアクセス権(Macの場合)って何がいいのでしょうか?
なんとなくそのままで使ってたんですが、ファイルの出し入れのたびにパスの入力とかめんどいんで全部許可(777)にしちゃおうかと思ったり…
あと、スクリプトファイル自体の所有権・アクセス権はどうなのかなと?

Photoshop本体とか、プリセットやその他、自分のアカウント追加したり、それこそ777にしたりしてますけど特に問題は感じてないです。
読めない状態にしなければいいんじゃないかなー………と💦 どうなんでしょうね。

10.10 Yosemite ですけど、システムインストール時から /Applications は776になっていて、いちいちアラートが出たりはしないです。(10.9も確認したら776でした)
でも、ちょっと前のOSバージョンではアクセス権が厳しめになっていた記憶もあります。

私はスクリプトフォルダ自体をアプリケーション以下に置かないようにしています。

というのは、Illustratorの複数バージョンを利用するにあたって、同じスクリプトを使いたいけど、管理するのが面倒くさいからですw

スクリプトをプログラムの一種と考えるとアプリケーションフォルダで良いと思いますが、もっと個人的なマクロの延長で考えると、~/Library/Application Support/Adobe/Adobe Illustrator 22/ja_JP とかに入れておいて、個人単位で管理した方がいいんじゃないかなぁ、とも思います。

で、実際は ~/Dropbox に置いてありますw

うちのは10.12で、いじった覚えはないのですが、アプリケーションフォルダはIllustratorとindesignが755で所有権がroot、Photoshopがなぜか777、/Applications は775。

特に細かい規定があるわけじゃないんですね。

Illustrator CC March 2018(22.1)から、リソースフォークに情報を記録しなくなった、という仕様変更についてAdobeフォーラムで話題になっています。(ということで、Mac版の話題です)

@monokano さんが情報収集にあたっていますが、Feedbackサイトの回答によると、やはり仕様変更のようです。

近年macOSの共有フォルダのデフォルトプロトコルがafpからsmbに変更されたこともあり、リソースフォークの扱いが難しくなってきていたという背景もあります。Illustratorのファイル保存時のエラー発生要因・潜在的リスクになっていたため、多くのケースにおいてユーザーメリットが大きい変更と考えられます。

他方、Finderの「情報を見る…」などで確認できていた保存バージョン、作成バージョンの確認ができなくなってしまい、たいへん不便です。

Glee Aiもこのリソースフォーク情報を利用する仕組みとなっているため、目下、対策が検討されています。もうGlee Aiの対応に期待するしかないよね。@monokano さんがんばれ。ちょうがんばれ。


Glee Ai@monokano さん謹製、Illustrator使い必携の作成バージョン判別・引き渡しユーティリティ

「それは仕方がないけど、誰でも簡単に正確なバージョン情報を得られるようになんとかしてほしい」と粘ってみましたよ。でもどうするのがベストなんでしょうねぇ…

理想を言えば、XMPにちゃんと使える情報を保存するようにするのが第一じゃないかなぁ。Bridgeでも恩恵があるし、Windowsでも対応し易くなるし。

  • 22.1.1以降はXMPを参照(改善される前提で)
  • 22.0以下、ついてる場合はリソースフォークを参照

そもそも、Windows版由来のaiファイルとか、アーカイバでリソースフォークつけてない解凍ファイルとか、リソースフォークがないものって多いので、これは使えるものは使うけど、基本諦める方向で……。

AdobeとしてはXMPを手入れするしかないだろうね…。
ところでGlee Aiの仕様決め、トピック立ててここでやっちゃおうか。

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@moriwaty さんのこのツイート、イイ感じにバズってますね!
こちらでも紹介させていただきます。

PDFの.aiネイティブ部分って、バージョン互換性を持たせていないので、v22.1で作成したPDFをv21で開こうとするだけでこうなります。なんとか読めるけど、レイヤーとかシンボルとか、そういう情報は一切吹っ飛ぶ。ここが一番のキモじゃないかなぁ。
not_compatibility

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そうですよねー。
逆にPDFのプロパティから読み取れる製作元のイラレバージョンで正しく開ければ、
作業バージョン管理がしやすいって言えるかしら。
全ての人が全行程で『正しく開く』リテラシー構築が非常に難易度高いですけども('A`)

以前、もうIllustratorネイティブ形式(.ai)とか使わずに、全部、AI互換込みPDF(.pdf)で運用した方がいいんじゃね?と思ったことがありまして。

  • アートボードとペーストボードをきちんと分けて使う(でっかいアートボード+トンボ運用とかしない)
  • 必ず作成バージョンで開く(or 開かないで利用する)
  • ネイティブ代わり(AI互換込み)、確認用(軽量化版)、校正用(注釈あり)、Web掲載用(機能制限)、製版用(X-1a, X-4)、配置パーツ用(いろいろ)など種類を分けて、ファイル名ポストフィックスや何かのマーキングを埋め込むなどの方法で明示する

やるとしても時期尚早だよね、ってことでやめておきましたがw

おおおなんて素晴らしい未来!
なんですが、バズってるツイートのRT後の反応を追っかけると、まだまだ「重いからPDF互換なんて無理」な意見すら散見されるので、PDF中心のワークフローは現実的に難しいかなあ。

最近、
・編集できる最終データが来ない(アウトライン済み、とか、PDFしかない、とか)
・二次利用できるデータを渡したくない(勝手に二次利用される、とか、校正中に抜かれた、とか)
ていう二項対立が目立ってきてる気がしてるので、
落としどころとして『PDFにイラレ編集機能の有無』を積極運用するのは有りかなと思うのですが。

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